復刻キングセイコー「SDKSシリーズ」を徹底解説！【評価・スペック】

2022年に復活したキングセイコーに興味がある方で「評価や口コミが知りたい」「特徴も気になっている」などと考えている方も多いのではないでしょうか。

復刻したキングセイコー「SDKSシリーズ」は、小ぶりで着けやすく、ベルトにもこだわったセイコーの高い技術力が詰まった腕時計です。

この記事では、復刻したキングセイコーSDKSシリーズの評価や口コミ、特徴について解説します。

復刻したキングセイコー「SDKSシリーズ」とは？

復刻したキングセイコー「SDKSシリーズ」とは、1965年に発売された2代目キングセイコー「KSK」というモデルをモチーフに製造された腕時計です。

「KSK」は、無駄を削ったシンプルな文字板やボックス型のガラスデザインなどで、キングセイコーのオリジナル性を築き上げたモデルと言えます。

復刻したSDKSシリーズは、KSKのオリジナリティをそのままに現代的なデザインや性能に進化しました。

一際目立っている多面カットされたインデックス、存在感のある太くて長い針は健在です。

さらに、内面無反射コーティングを施したサファイアガラスを採用しており、視認性が抜群な仕上がりになっています。

デザイン面、機能面ともに進化して現代に復活したのが、キングセイコー「SDKSシリーズ」です。

復刻したキングセイコーの評価や口コミは？

復刻したキングセイコーの評価や口コミを調査しました。

良い評価と、悪い評価と両方まとめたので、購入を検討する際の参考にしてください。

良い評価や口コミ

SDKSシリーズは、一般的なメンズウォッチと比べてコンパクトな仕様になっているので、小ぶりで着けやすいのが特徴です。

スーツなどの長袖の洋服を着ている場合でも、邪魔になりにくいためビジネスシーンでも活躍してくれます。

また、ベルトの着け心地が良いこともメリットの一つです。

一見コマが鋭く、ゴツゴツしていると思いきや着用すると非常に滑らかで、腕にフィットするのが分かります。

さらに、復刻モデルながらも現代的なデザインが特徴的です。

シンプルかつ洗練されたデザインはビジネスシーンだけでなく、結婚式や卒業式などのフォーマルな場面でも違和感なく身につけられます。

悪い評価や口コミ

SDKSシリーズは、一番安価でも220,000円（税込）という価格設定です。セイコー独自の技術を発揮した高品質な腕時計のため、自ずと価格が高くなるのです。

また、復刻モデルであり取扱店舗を限定していることから、希少性を高めるためにも高額になることは仕方のないことかもしれません。

さらにデザイン面では、シンプルで落ち着いた印象を与えるため、人によっては味気ないと感じることもあります。

個性的なデザインが欲しい方には、好みによっては物足りないかもしれません。

復刻したキングセイコーの特徴５つ

復刻したキングセイコーの特徴5つを紹介します。

5つのポイントを理解して、よりキングセイコーの魅力を深掘りしましょう。

シンプルで飽きのこないアンティークデザイン

シンプルで飽きのこないアンティークなデザインのため、幅広い年齢層に人気があります。

2代目キングセイコーKSKをモチーフに、クラシックな雰囲気を感じさせるシンプルデザインは健在です。

落ち着いたデザインのため、ビジネスや冠婚葬祭などのシーンでも広く活躍し、流行りに左右されないデザインなので、長年に渡って使用できる利点があります。

昔ながらのボックス型のガラスや、立体的なインデックスや針などが、シンプルながらも個性を光らせているポイントです。

37mmのコンパクトなケースサイズ

37mmのコンパクトなケースサイズなので、邪魔になりにくく、扱いやすいモデルです。

小さいため、着用時のフィット感が良く、普段使いにも適していると言えます。

一般的なメンズウォッチに比べて、37mmと聞くと小さいと感じるかもしれません。しかし、丸みのあるガラスや、太めの短針・長針であることから、存在感を感じられます。

「大きい腕時計を着けたいけど、腕が細く着けられない」などと考えている方にも、コンパクトでありながら存在感のあるSDKSシリーズは最適と言えます。

7連ベルトでフィット感のある構造

7連ベルトはデザイン性に優れているだけでなく、フィット感のある構造も特徴です。

腕の曲がる角度に合わせて自由に動いてくれるため、着け心地が良く、長時間の着用でも疲れにくいです。

また、ゴツゴツした見た目とは反対にベルト表面は滑らかな質感のため、洋服に引っかかりづらく、セイコーの研磨技術の高さが見て取れます。

フィット感のある滑らかな質感なので、金属ベルト特有の重厚感が苦手な方にもおすすめできます。

実用的なスペックを搭載

SDKSシリーズは、日常使いには理想的なほどのスペックを搭載しています。

主なスペックは、以下のとおりです。

頑丈で傷に強いサファイアガラスを採用しているので、長期間綺麗な状態で使用できます。

サファイアガラスの内面には無反射コーティングを施しており、視認性が良くクリアな文字板が確保されています。

また、10気圧の防水性を確保しており、少々の水がかかっても問題ないので、突然の雨などにも対応できる機能性を備えているのです。

さらに、約70時間のパワーリザーブ機能がついており、ゼンマイが限界まで巻き上がっていれば着用していなくても3日程度は動き続けてくれます。

毎回ゼンマイを巻き上げる手間が減るだけでなく、ゼンマイを巻くことでかかる時計に対しての負担も軽減できます。

専用替えベルトで自由にカスタマイズ

5種類の専用替えベルトが用意されているので、自由にデザインをカスタマイズできます。

カラーは、下記5色が存在し、どのカラーもアンティークなデザインのSDKSに相応しいラインナップです。

「ビジネスやフォーマルな場では、金属ベルトで高級感のある上品な印象に」「プライベートでは、皮ベルトでカジュアルな落ち着いた印象に」などと自由にカスタマイズできます。

SDKS用専用替えベルトのスペックは以下のとおりです。

復刻したキングセイコーのスペックは？

最後に、SDKSシリーズのスペックを紹介します。

ムーブメント

時計仕様

ケース・バンド

参考：SEIKO　HP

まとめ：デザイン面・機能面ともに進化したアンティークウォッチ

復刻したキングセイコーの評価や口コミは以下のとおりです。

今回の記事では、復刻したキングセイコーSDKSシリーズの評価や、特徴について紹介しました。

SDKSシリーズは、小ぶりで滑らかな質感のベルトのため、着用していてストレスを感じにくい腕時計です。

シンプルで洗練されたデザインなので、ビジネスシーンやフォーマルな場でも活躍してくれます。専用替えベルトに交換すれば、ナチュラルな印象になり、プライベートにもおすすめです。

一方で、価格が220,000円（税込）〜と高額なので、なかなか手が届かない方も多い印象を受けます。

また、落ち着いたシンプルデザインですが、人によっては地味な印象を受ける場合もあり、個性的で派手なデザインが好みの方にとっては、デメリットとなるようです。

しかし、昔ながらのアンティークなデザインが好きな方や、必要最低限の機能だけを搭載している腕時計を探している方にとっては、最適な選択肢と言えます。

ボックス型のサファイアガラスや7連ベルトなど、セイコーの高い技術が思う存分発揮されているキングセイコーSDKSシリーズを、一度手にとってみてはいかがでしょうか。