この記事ではハミルトン ジャズマスターシリーズの購入を検討している方におすすめモデルを3つ紹介します。
トキゾー
- ハミルトンのブランドの歴史が分かる
- ジャズマスターについて詳しくなれる
- ジャズマスターのおすすめモデルがわかる
ハミルトンの歴史
ハミルトンというブランドの沿革や歴史については、ここでは簡単に触れたいと思います。
ハミルトンは現在スイスのスウォッチグループ傘下の時計メーカーですが、元々はアメリカ・ペンシルバニア州で設立され、精度と耐久性に優れた鉄道時計を製造して開拓時代のアメリカの鉄道インフラを支えてきました。
さらに、第一次世界大戦や第二次世界大戦においてメリカ海軍や陸軍に軍用時計を大量に供給するなど、ミリタリーウォッチメーカーとしての歴史も歩んできました。
現在でもこのような軍用時計やパイロットウォッチの製造ノウハウを活かして、世界各国の空軍に軍用時計を供給しています。
ハミルトン「ジャズマスター」とは
鉄道時計や航空時計、そして軍用時計と、数多くの実用時計を製造してきたハミルトンですが、ミリタリーウォッチ系のラインとは別に、古き良き1960年代以前のアメリカのファッションを表現した腕時計も製造しています。
それが「ジャズマスター」シリーズです。
1960年代以前のアメリカをイメージさせるクラシカルなデザインでありつつも、スイスのETA社のムーブメントを取り入れるなど、アメリカンクラシックとスイスの革新的技術が奏でるジャズのようなモデルとなってるのです。
デザインがクラシカルというところが、カジュアルファッションに合うだけでなく、スーツにもマッチしてビジネスシーンでも違和感なく着用できるため、20代や30代の比較的若い世代のビジネスマンに人気があります。
それだでなく、ジャズマスターの文字盤は視認性に優れている上に、パフォーマンスに安定感のあるETA社製のムーブメントを使用して精度も高いということから、ビジネスにおける実用時計として重宝されるのです。
ただ、ジャズマスターといってもバリエーションがあり、モデルによってそれぞれ特徴があります。いくつかピックアップしてそれぞれのモデルをご紹介します。
ジャズマスター・スピリット・オブ・リバティ
ジャズマスター・スピリット・オブ・リバティのベルトの裏には、「Without liberty life is a misery(自由なき人生など惨めなものだ)」という言葉が刻まれています。
これは言論の自由のために戦ったアンドリュー・ハミルトンというスコットランドの法律家の言葉です。
開拓時代にアメリカに渡った世界各国の人々は、きっと自国では自由を感じることが少なかったのでしょう。このスピリット・オブ・リバティという時計には、自由を渇望した当時の人々のアメリカンスピリットが込められているのです。
そして、このような熱い想いが込められたスピリット・オブ・リバティは、日々の仕事にチャレンジするビジネスマンにぴったりな腕時計といえるでしょう。
ジャズマスター・シービュー
前述のように、元々ハミルトンはミリタリーウォッチメーカーとして活躍してきました。
ミリタリーウォッチとしての精悍なデザインと、アメリカンクラシックが見事に融合したモデルが、ジャズマスター・シービューです。
潜水時に使うための回転ベゼルがついていて10気圧の防水性能を備えたシー・ビューは、他のジャズマスターのモデルとは異なりミリタリーウォッチとしての面影が感じらるデザインとなっています。
クラシカルでおとなしめのデザインでは物足りないというアクティブな方にぴったりなモデルといえるでしょう。
ジャズマスター・オープンハート
時計の「ハート」の部分といえるムーブメントの動きを眺めることのできる、メカ好きの人にはたまらないモデルです。文字盤の裏もスケルトンになっているので機械の動きを存分に楽しむことができます。
ムーブメントが見えてメカニカルなデザインですが、やっぱりアメリカンクラシックのジャズマスターという路線からは外れておらず、不思議とスーツに合うのです。
まとめ:自分に合ったハミルトン ジャズマスターを
このようにジャズマスターにはバリエーションがあって、それぞれコンセプトと個性があります。
自分に合ったジャズマスターを腕に巻いて、そのジャズマスターが奏でるジャズを楽しんでみてはいかがですか。
ハミルトンの腕時計を修理する場合は下記の記事を参考にしてみてください。