お気に入りの腕時計、針は動いているのに日付だけが昨日と同じ。
そんな時、「もしかして壊れた?」と不安になりますよね。特に大切な時計ならなおさらです。
でも、安心してください。多くの場合、その原因は深刻な故障ではなく、ちょっとした確認や簡単な操作で直ることがほとんどです。
この記事では、腕時計の日付が変わらない問題に直面したときのために、原因の見つけ方から、自分でできる直し方、修理が必要な場合の料金相場まで、あらゆる情報をまとめました。
まずは焦らず、故障ではない簡単な原因から一緒に確認していきましょう。
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腕時計の日付が変わらない!まず確認したい故障じゃない3つの原因
腕時計の日付が変わらない時、すぐに「故障だ」と決めつけるのは少し早いかもしれません。
実は、時計の仕組みや、ちょっとした操作ミスが原因であることがよくあります。
修理に出す前に、まず確認してほしい3つのポイントを解説します。
原因①:カレンダーの仕様(31日のない月)
多くのカレンダー付き腕時計は、毎月が31日まであるという前提でカレンダーが動くように作られています 。
そのため、4月、6月、9月、11月のような31日がない月(小の月)や、2月の終わりには、自動で翌月の1日に切り替わることができません。
例えば、4月30日の翌日、時計は「31日」を表示してしまいます。これは故障ではなく、多くの腕時計が持つ普通の仕様です 。
小の月の翌月1日の朝には、手動で日付を1日に進める必要があります。
ちなみに、アニュアルカレンダーやパーペチュアルカレンダーといった高機能な時計は、月の長さを自動で判別してくれますが、ほとんどの時計ではこの手動調整が必要です 。
原因②:昼の12時に日付が変わる(午前・午後の設定ミス)
「深夜0時じゃなくて、お昼の12時に日付が変わってしまう」というのも、よくあるケースです。
これも故障ではなく、時刻合わせの際に、時計が認識している午前(AM)と午後(PM)が、実際の時間と12時間ずれてしまっていることが原因です 。
腕時計の日付は24時間に一度だけ動くように設計されていますが 、文字盤の時針は24時間で2周します。
時刻を合わせる時に、この時計内部の24時間サイクルを意識しないと、時計は昼の12時を深夜の0時だと勘違いしてしまうのです 。
解決方法は簡単です。リューズを時刻合わせの位置まで引き出し、時計の針を12時間分、つまり文字盤をぐるっと一周進めてみてください 。
これで時計内部の午前と午後のサイクルが修正され、日付は正しく深夜に変わるようになります。
原因③:時計の動力不足(ぜんまい・電池)
意外と見落としがちなのが、時計を動かすエネルギー不足です。
機械式時計の場合
機械式時計は、巻き上げられたぜんまいがほどける力で動いています。日付を一つ進める動作は、実は時計にとってかなりの力仕事です 。
ぜんまいの巻き上げが足りないと、針を動かす力はあっても、日付のディスクを回すだけの力が足りず、日付だけが変わらないことがあります 。
デスクワークなどで腕の動きが少ないと、自動巻き時計でも十分にぜんまいが巻き上がらないことがあるので注意が必要です 。
まずはリューズを使い、手でぜんまいを30~40回ほどゆっくり巻き上げてみてください。これで十分な動力が供給されます 。
クォーツ式時計の場合
クォーツ時計の針や日付が動かない場合、ほとんどの原因は電池切れです。
電池が少なくなると、日付変更のような大きな力がかかる動作から止まっていきます。この場合は、時計店で電池を交換してもらいましょう。
腕時計の日付が変わらない5つの故障原因【修理が必要なケース】
ここまでの3つのポイントを確認しても直らない場合、残念ながら時計内部で機械的なトラブルが起きている可能性があります。
ここでは、専門家が診断する際に考える、日付が変わらなくなる5つの主な原因を、その仕組みと一緒に詳しく解説します。
故障原因①:やってはいけない「禁止時間帯」の日付操作
これは、カレンダー付き機械式時計の故障原因で最も多いものです。
多くの機械式時計には、カレンダーの早送り操作を絶対にしてはいけない「禁止時間帯」があります。一般的に、この時間帯は時計が指している時刻で夜8時(20:00)から翌朝4時(04:00)頃までです 。
なぜ禁止時間帯があるのか?
文字盤の下には、日付が書かれた「日車(ひぐるま)」という円盤があります 。そして、この日車を動かすのが「日送り車(ひおくりぐるま)」という歯車で、これには「送り爪(おくりづめ)」という小さな突起がついています 。
夜8時頃になると、この送り爪が日車の歯に噛み合う準備を始め、深夜0時に向けてゆっくりと日付を切り替えていきます。つまり、夜8時から翌朝4時までの間、これらの部品は物理的にがっちりと噛み合っている状態なのです 。
このタイミングでリューズを引いて日付を早送りすると、別の歯車が無理やり日車を動かそうとするため、2つの力が同時にかかってしまいます 。
その結果、繊細な送り爪が力に耐えきれず、曲がったり、欠けたり、折れてしまうのです 。
この操作で時計が壊れると、日付が全く変わらなくなったり、中途半端な位置で止まる「半目」状態になったり、おかしな時間に日付が変わるなどの症状が出ます 。
なお、ロレックスのCal.3235など、一部の最新ムーブメントにはこの破損を防ぐ安全装置がついており、いつでも日付変更が可能なモデルもあります 。しかし、お持ちの時計にこの機能があるか分からない場合は、禁止時間帯の操作は絶対にやめましょう。
故障原因②:時計内部の油切れ・劣化
機械式時計の心臓部は、たくさんの歯車が精密に組み合わさってできています。
これらの部品が滑らかに動くために、特殊な潤滑油が使われていますが、この油は3年から5年で劣化したり、乾いてしまいます 。
油が切れると部品同士の摩擦が大きくなり、特に大きな力が必要なカレンダー機構が最初に動かなくなってしまうことがあります 。これが、定期的なオーバーホール(分解掃除)が必要な大きな理由の一つです。
故障原因③:長年の使用による歯車の摩耗
時計を長く使っていると、たとえ油がしっかり効いていても、歯車の先は少しずつすり減っていきます 。
摩耗が進むと歯車同士の噛み合いが甘くなり、力がうまく伝わらなくなって、日付がきちんと切り替わらなくなります。
さらに、摩耗で生じた細かい金属の粉が油に混じると、それがヤスリのようになって他の部品まで傷つけてしまう悪循環に陥ることもあります 。
故障原因④:リューズ・巻き芯の不具合
時刻合わせに使うリューズは、「巻き芯」という金属の棒で時計内部と繋がっています。
このリューズや巻き芯が、長年の使用による摩耗やサビ、あるいは衝撃で壊れることがあります 。
リューズを回しても空回りしたり、スポッと抜けたりする場合、力が内部に伝わらず、日付を操作できなくなります 。

故障原因⑤:衝撃や磁気によるダメージ
衝撃による故障
時計を落とすなどの強い衝撃は、ムーブメントにとって大敵です。歯車の軸が曲がったり、部品がずれたりして、日付が動かなくなる原因になります 。
磁気帯びによる異常
私たちの身の回りには、スマートフォン、パソコン、バッグの留め具など、強い磁気を発するものがたくさんあります。
機械式時計の部品がこれらの磁気にさらされると、部品自体が磁石のようになってしまい、これを「磁気帯び」と呼びます 。
磁気帯びの主な症状は時計の時間が大きく狂うことですが、ムーブメント全体の動きを悪くして、日付変更に必要な力が足りなくなる原因にもなります。
故障を防ぐ!腕時計の正しい日付の合わせ方【プロ直伝】
腕時計の日付がずれた時、何気なくリューズを操作していませんか?
実は、そのやり方一つで、時計の寿命を大きく左右することがあります。ここでは、プロが実践する、絶対に安全な日付の合わせ方を解説します。
まずは基本操作!リューズを使った日付の合わせ方
まず、リューズの基本的な操作を覚えましょう。リューズは引き出すことで役割が変わります。
- 0段目(押し込んだ状態): ぜんまいを巻くポジションです。
- 1段目(1段階引き出した状態): 日付や曜日だけを早送りするポジションです 。
- 2段目(2段階引き出した状態): 時刻を合わせるポジションです 。
ダイバーズウォッチなどには「ねじ込み式リューズ」が使われていることがあります。その場合は、まずリューズを手前に回してロックを解除してから操作してください。操作後は、防水のために必ずリューズを押し込みながら奥に回して、しっかりロックしましょう 。
ステップ1:日付を合わせる リューズを1段目まで引き出し、回して日付を合わせます 。
ステップ2:時刻を合わせる リューズを2段目まで引き出し、時刻を合わせます。合わせたらリューズを0段目までしっかり押し込みます。
【最重要】禁止時間帯を避ける安全な日付合わせの手順
基本操作はあくまで機能の説明です。故障を100%避けるためには、以下の「安全手順」を守ってください。時計が止まっていて、今が禁止時間帯かどうかわからない場合でも安全な方法です。
ステップ1:針を「安全地帯」へ移動させる
まず、リューズを2段目(時刻合わせ)まで引き出します。そして、時計の針を「6時30分」あたりに合わせます 。
なぜ6時30分なのか?というと、この時間は、日付を変えるための歯車が完全に離れている時間帯だからです。つまり、カレンダー機構が全く動いていない「安全地帯」なので、部品に負荷がかかる心配がありません 。
ステップ2:日付を「前日」に合わせる
次に、リューズを1段目(日付合わせ)に戻します。そして、日付を今日の日付の「前日」にセットしてください。例えば、今日が10日なら「9日」に合わせます 。
ステップ3:針を進めて「今日の日付」にし、時刻を合わせる
再びリューズを2段目(時刻合わせ)まで引き出します。そこから、ゆっくりと針を時計回りに進めていくと、12時を過ぎるあたりでカレンダーが「カチッ」と今日の「10日」に切り替わります。この瞬間が、時計にとっての「深夜0時」です 。
これで午前と午後の設定が正しくできたので、あとはそのまま針を進めて、現在の時刻に合わせます。
ステップ4:リューズを元に戻す
時刻を合わせたら、リューズを0段目までしっかり押し込みます。ねじ込み式の場合は、忘れずにロックしてください 。
少し手間に感じるかもしれませんが、この手順が、高価な修理代を防ぐための最も確実な方法です。
うっかり禁止時間帯に操作してしまったら?症状と対処法
もし、禁止時間帯に日付操作をしてしまっても、すぐに慌てる必要はありません。一度で必ず壊れるわけではありませんが、リスクがあるのは事実です 。
もし操作中に違和感を感じたら、すぐに操作をやめてください。
操作後に、以下の症状がないか注意深く確認しましょう。
- 深夜0時を過ぎても、日付が正常に変わらない
- 日付が中途半端な位置で止まっている
- リューズを回した時に「ガリッ」という異音や、スカスカした手応えがないか
もしこれらの症状が見られたら、内部の部品が傷ついている可能性が高いです。そのまま使い続けると他の部品にも影響が出る恐れがあるので、早めに専門家に見てもらうことをお勧めします 。
自分で直せない時は修理へ!依頼先と料金相場を解説
自分で確認や操作をしても日付が変わらない場合、専門家による修理が必要です。
しかし、修理の依頼先はメーカーから町の修理店まで様々で、どこに頼むべきか迷いますよね。ここでは、依頼先の選び方から修理料金の相場まで解説します。
腕時計の修理はどこに頼む?依頼先3つのメリット・デメリット比較
修理の依頼先は、大きく「メーカー」「時計修理専門店」「購入店」の3つに分けられます。それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分の時計や予算に合った場所を選びましょう。
依頼先 | 料金 | 納期 | 技術・部品 | 安心感・保証 | おすすめのケース |
メーカー | 高額 | 長い (1~2ヶ月以上) | 純正部品・最高品質 | 保証期間内、資産価値を重視する現行モデル。 | |
時計修理専門店 | 比較的安価 (メーカーの5~7割程度) | 普通~速い (2~4週間程度) | 店舗による差が大きい | 保証が切れた時計、費用を抑えたい場合。 | |
購入店/家電量販店 | 安価な場合が多い | 店舗による (外部委託が多い) | 汎用部品の可能性 | 比較的安価なクォーツ時計など、費用優先の場合。 |
おすすめの時計修理専門店門店
日付修理の料金相場は?ブランド別の目安
日付機構の故障は、原因の部品交換だけでなく、時計全体を分解・洗浄・注油する「オーバーホール」がセットになることがほとんどです。
そのため、修理料金は「オーバーホール基本料金 + 部品代」となります。
以下に、主要ブランドのオーバーホールと日付関連部品の交換を想定した料金の目安をまとめました。
ブランド | 修理内容 | メーカー料金目安 | 修理専門店料金目安 | 備考 |
ロレックス (デイトジャスト等) | OH + 日送り車交換 | 77,000円~ + 部品代 | 33,000円~ + 部品代 (10,000円~) | メーカーは基本料金が高め。 |
オメガ (シーマスター等) | OH + 日送り車交換 | 122,100円~ (包括サービス) | 22,000円~ + 部品代 (3,000円~) | メーカーは部品交換等を含む料金体系。 |
セイコー (プレザージュ等) | OH + 日送り車交換 | 29,000円~ + 部品代 | 16,500円~ + 部品代 | 国産ブランドは比較的安価な傾向。 |
タグ・ホイヤー (カレラ等) | OH + 日送り車交換 | 48,400円~ + 部品代 | 22,000円~ + 部品代 (3,000円~) | 部品の修正で対応可能な場合もある 。 |
※上記はあくまで目安です。実際の料金は時計の状態によって変わるため、必ず事前に見積もりを取りましょう。
失敗しない!信頼できる修理店の見つけ方
特に時計修理専門店に依頼する場合は、技術力に差があるため、慎重に店を選ぶことが大切です。以下の4つのポイントを確認すれば、安心して任せられるお店を見つけやすくなります。
1. 「一級時計修理技能士」など有資格者がいるか
「時計修理技能士」は国家資格で、その中でも「一級」は7年以上の実務経験が必要な最高位の資格です。一級技能士がいるお店は、高い技術力を持っている一つの証と言えます 。
2. 修理実績が豊富で、Webサイトなどで公開されているか
修理実績が豊富なお店は、様々なブランドや故障に対応できるノウハウを持っています。優良な修理店は、ウェブサイトなどで修理実績を写真付きで公開していることが多いので、自分の時計と同じブランドの実績があるか確認してみましょう 。
3. 修理後の保証期間(1年以上が目安)が明記されているか
技術に自信のあるお店は、修理後の保証制度を設けています。オーバーホール後に自然に故障した場合、通常1年程度の保証があれば安心です 。
4. 見積もりが明瞭で、丁寧な説明があるか
修理を頼む前には、必ず詳細な見積もりをもらいましょう。良いお店は、交換が必要な部品やその理由、作業ごとの費用などを分かりやすく説明してくれます。見積もりの内容が不透明だったり、説明が曖昧だったりするお店は避けた方が良いでしょう 。
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大切な腕時計を長く使うために!故障を防ぐ3つの習慣
腕時計の故障は、ある日突然起こるように見えて、その多くは日々の使い方やメンテナンスが原因です。
高価な修理を避け、大切な時計と長く付き合っていくためには、日頃からの少しの心がけがとても重要になります。
習慣①:日付変更は日中に行う
これは、カレンダー機能付きの機械式時計で最も大切なルールです。
多くの時計には日付変更の「禁止時間帯」(夜8時~翌朝4時頃)があります。この時間帯に日付を早送りすることは、時計に深刻なダメージを与える最大の原因です。
このリスクを避ける一番簡単な方法は、「日付の調整は、日中の活動時間に行う」という習慣をつけることです。
お昼休みなど、時計の針が明らかに安全な時間帯を指している時に操作すれば、禁止時間帯を気にする必要もありません。
習慣②:3~5年に一度はオーバーホール(分解掃除)を
腕時計のオーバーホール(分解掃除)は、人間でいう健康診断、車でいう車検のようなものです 。
目に見える不具合がなくても、時計の内部では潤滑油の劣化や部品の摩耗が静かに進んでいます。
一般的に、機械式時計は3~5年に一度、クォーツ式時計でも5~7年に一度のオーバーホールが推奨されています 。
オーバーホールでは、時計を部品単位まで分解し、古い油や汚れをきれいに洗浄します。そして、摩耗した部品を交換し、新しい油を注しながら再び組み立てることで、時計は新品に近い性能を取り戻します。
この定期的なメンテナンスを怠ると、部品の摩耗が加速し、やがて大きな故障につながります。また、防水性を保つゴムパッキンも古くなると硬くなり、防水性能が失われる原因にもなります 。
習慣③:衝撃・磁気・水を避ける
精密機械である腕時計は、とてもデリケートです。日常生活で以下の3つのことを意識するだけで、時計のコンディションを良く保つことができます。
- 衝撃を避ける: 時計を着けたままゴルフなどの激しいスポーツをすることは避けましょう。硬い床への落下も、内部の部品に深刻なダメージを与える可能性があります 。
- 磁気を避ける: スマートフォン、パソコン、タブレットのカバーなど、現代の生活は強い磁気であふれています。これらの製品から最低でも5cm~10cmは時計を離す習慣をつけましょう 。
- 水を正しく扱う: 腕時計の防水性能は永久ではありません。
- 時計が濡れている状態でリューズやボタンを操作するのは、内部に水が入る原因になるので絶対にやめましょう 。
- 防水性能の表示を正しく理解しましょう。「3気圧防水」は汗や雨しぶき程度、「10気圧防水」なら水泳も可能ですが、お湯や蒸気はパッキンを劣化させるため、シャワーやサウナでの使用は避けてください 。
- 海で使った後は、塩分を洗い流すために、ためた真水で優しくすすぎ、乾いた布で拭き取ることが大切です 。
【厳選】安くて信頼できるおすすめ時計修理専門店
数ある時計修理専門店の中から、価格、技術、そして利用者の評判をもとに、特におすすめできる3社を紹介します。
メーカー修理の最大60%OFF!「CIEN(シエン)」
CIENは、高い技術力とメーカー修理を大幅に下回る価格設定で、多くの時計好きから支持されています。メーカーで経験を積んだベテラン技術者が在籍しており、複雑な時計にも対応可能です。メーカーに比べて最大60%OFFという価格は、品質を妥協したくないけどコストは抑えたい人にとって大きな魅力です 。修理後1年間の保証が付くのも安心できるポイントです 。
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- 安心の技術力
豊富な実績と高い技術力「ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)」
ブランド品の買取で有名な「なんぼや」のグループが運営する修理工房です。上場企業が母体という安心感と、全国130店舗以上という店舗ネットワークが強みで、大切な時計を対面で預けたい人に支持されています 。年間3万本以上という修理実績は、経験と技術力の高さを物語っています 。利用者からは「接客が丁寧」「進捗連絡がマメで安心」「仕上がりが綺麗」といった声が多く寄せられています 。
- 国内トップレベルの修理設備
- 業界最速級の納期
ロレックスならここ!専門性にこだわる「リペスタ」
リペスタは、特にロレックスなどの高級ブランド修理に強い専門店です。元ロレックスの認定技術者が在籍しており、メーカー基準に近い正確な修理が期待できます 。ロレックスのオーバーホール料金は18,000円台からと、正規サービスの価格と比べると非常に安いです 。ただし、一部の利用者からは「見積もりが思ったより高かった」という声もあるため 、まずは無料見積もりで確認してみるのが良いでしょう。
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まとめ
腕時計の日付が変わらないという問題は、誰にとっても不安なものですが、その原因の多くは故障ではなく、時計の基本的な仕組みによるものです。
まずは慌てずに、以下の3点を確認してみてください。
- 31日のない「小の月」による、正常な日付のずれ。
- 午前・午後の設定ミスによる、12時間の表示のずれ。
- ぜんまいの巻き上げ不足など、単純な動力不足。
これらで解決しない場合は、機械的な故障の可能性があります。特に、夜8時から翌朝4時頃までの「日付変更禁止時間帯」に日付を早送りすることは、内部部品を壊してしまう最も多い原因なので、絶対に避けましょう。
もし日付を調整する必要がある場合は、まず時計の針を安全な6時半あたりに合わせ、日付を前日にセットしてから針を進めて今日の日付に合わせるというプロの手順を実践すれば、故障のリスクをなくせます。
万が一、修理が必要になった際は、「メーカー」と「時計修理専門店」のそれぞれの特徴を理解し、時計の価値や予算に合わせて最適な場所を選ぶことが大切です。
最終的に、大切な腕時計を長く愛用するための秘訣は、日々の正しい知識に基づいた扱いに尽きます。禁止時間帯を避けた日付操作、3~5年に一度の定期的なオーバーホール、そして衝撃・磁気・水からの保護。これらの習慣が、あなたの腕時計を一生涯のパートナーとして輝かせ続けるための最良の方法です。
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